TAVI専門施設

当院は四国で初めてのTAVI(タビ)専門施設です。これは、単にTAVIの設備がある認定施設ではなく、症例数を積んだ認定施設の中から選ばれています。
TAVIは、大動脈弁狭窄症をカテーテルで治療する手術方法で、従来の大動脈弁置換術を開胸で行う手術に比べると、生体への侵襲が少なく、体力があまりない高齢者に優しい治療となっています。どちらの治療が適切かを選択するときから、ハートチームで会議を行っています。
当院では以前から通常の手術にもこういったチームで診療にあたってきましたが、TAVIを行うにあたってはそれ以上にチームメンバーの連携が密に行われる必要があります。わたしたちは、このハートチームで2014年12月からTAVIを開始し、すでに総数200例を超えています。

TAVI(タビ)とは?

心臓にある弁に障害が起こり、本来の役割が果たせない状態を「心臓弁膜症」といい、外科的治療(胸部を開口し機械弁や生体弁に入れ替える弁置換手術)を行っていました。ただし、高齢のため体力の低下やその他の疾患などのリスクで、外科的治療を受けることをあきらめていた方に、カテーテルを使って人工弁を留置する新しい治療方法です。
欧州では2002年に世界で初めて実施され、世界中で10万人以上の患者さんに使われています。
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TAVIのメリットとは?

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  • 高齢のため体力が低下している方や、その他の疾患により外科的治療ができなかった患者さんに適応できる新たな治療方法です。
  • 外科的治療とちがい開胸しない、心臓を止めずに、カテーテルを使用して心臓へアプローチをする、体に負担の少ない方法です。
  • 治療時間や入院期間が短く、比較的短い期間での社会復帰が期待できます。

TAVIの手術方法は?

TAVIはカテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入します。アプローチは基本的に足の付け根にある血管から行い(経大腿アプローチ〈TF〉)ますが、血管の状態によっては肋骨の間を小さく切開し、心臓先端の心尖部から挿入(経心尖アプローチ〈TA〉)します。
留置する人工弁はカテーテルの先端に小さく折りたたんだ状態で心臓内の弁上まで持っていき、バルーンという小さな風船で押し広げます。その後バルーンを抜くと人工弁は留置されます。

人工弁留置説明図.jpg
アプローチ説明図.jpg

経大腿アプローチ (TransFemoral)

経心尖アプローチ (TransApical)

ハートチームとは?

TAVIを行うにあたって、心臓血管外科医、循環器内科医、麻酔科医、放射線科医をはじめ、看護師、臨床検査技師、放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、管理栄養士、薬剤師といった多職種が協力して治療にあたる「ハートチーム」が結成されています。
多くのスタッフが各々の経験や知識を駆使し、チーム一丸となって患者さんをケアいたします。 TAVIは多くの検査と緻密なプランニング、また術後の管理まで全てを一貫してハートチームが行います。

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リンク

エドワーズライフサイエンス (近森病院のサイトから離れ、別のサイトに移動します)

画像動画提供: エドワーズライフサイエンス社