看護師特定行為研修

看護師特定行為研修とは・・・

「未来の医療を支える研修制度」
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、今後の医療を支えるために保健師助産師看護師法の一部改正に伴って2015年10月1日から手順書により特定行為を行う看護師に対して「特定行為研修」の受講が義務付けられました。
特定行為は、医師又は歯科医師の指示の下、手順書に基づき実施されます。診療の補助であるため、これまでの静脈注射のように医師の直接的指示のもとに実施することには問題ありません。
しかし、専門的な知識・技能、高度な判断力が必要とされ、厚生労働省の指定研修機関での研修修了が必要です。

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説明会開催のご案内
【開催日時】
第1回:2019年1月24日(木) 18時30分~19時15分
第2回:2019年2月22日(金) 18時30分~19時15分
第3回:2019年3月22日(金) 18時30分~19時15分
【申し込み方法】
①氏名、②連絡先、③所属先を明記の上、メールまたはFAXにてお申し込みください。
メール:tokuteikango@chikamori.com
FAX:088-872-3059(代表)
【注意事項】
・3回とも同じ内容です。
・事前申し込みへのご協力をお願いします。(当日参加可)
【お問い合わせ先】
社会医療法人近森会 近森病院 看護師特定行為研修事務局
電話:088-822-5231(代表)
メール:tokuteikango@chikamori.com

【概要・研修内容】

1.近森病院 看護師特定行為研修理念

少子高齢化の進展による医療・介護ニーズの増大と医療の高度化・複雑化は、私たちがこれまで経験したことのない環境の変化を予測させ、特に高知県は高齢化率が高く、療養病床が最も多いという現状から変化への早急な対応が求められております。このような背景の中で、社会医療法人近森会 近森病院は、地域医療支援病院として急性期医療を中心とした、地域に真に求められる医療の提供を目指し、地域医療連携に力を入れることを理念に掲げ、チーム医療を中心に運営してまいりました。特に、チーム医療においては多くの専門職が病棟常駐型の多数精鋭で展開していることが特徴です。当院のこの理念を踏まえ、急性期臨床や訪問看護ステーションなどで勤務する看護師の質の向上を目指すため、また、当院のみならず地域医療に貢献する地域包括ケアシステムの中で勤務する看護師の人材育成に寄与したいと考え、特定行為研修機関として取組んでおります。

2.研修理念

医療・介護提供体制の改革が進められている今、医療ニーズをもつ多くの人々を支えるために多職種の協働が欠かせない時代となりました。近森病院は患者に最も近い現場にいる看護師がチーム医療のキーパーソンとして、患者・国民のニーズに応えることは無論、医師・歯科医師・その他医療関係者から期待される役割を十分に担えるよう看護師の特定行為研修を目指します。特定行為研修は、看護師が手順書により医療安全に配慮し、在宅を含む医療現場において、実践的な理解力、思考力及び判断力かつ高度な専門的知識と技術が発揮できるように研修を行なうものです。経験を積んだ看護師がたゆみなく自己研鑽し、研修を通して更なる自己成長を図り高齢社会にしっかり貢献し、チーム医療の要として活躍できることを目指します。特定行為研修を通して看護観を深め、品性を保ち全人的看護を目指すことは看護師として当然の責務であることを忘れません。

3.研修目標
  • 1)地域医療および高度医療の現場において、迅速かつ包括的なアセスメントを行ない、特定行為を行なう上での知識、技術、態度の基礎的能力を養います。
  • 2)患者の安心に配慮しつつ、特定行為を安全に実行できる基礎的能力を養います。
  • 3)医師を含む他職種との連携において、協力的態度で各専門職が効果的に医療の提供にあたれるような基礎的能力を養います。
  • 4)患者のニーズに応え、自らの実践を振り返り、さらに看護実践を標準化する能力を養います。
4.開講する特定行為区分

[ 創傷管理関連*:2019年6月開講申請中 ]

区分No. 特定行為区分名
1 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
2 血糖コントロールに係る薬剤投与関連
3 創傷管理関連*
5.研修内容と時間数
共通科目(必修科目)
共通科目名 時間数
臨床病態生理学 47時間
臨床推論 45時間
フィジカルアセスメント 45時間
臨床薬理学 46時間
疾病・臨床病態概論 60.5時間
医療安全学 30時間
特定行為実践 47時間
小計 320.5時間

*共通科目については、320.5時間のうち247時間は、e-learningによる講義となり、自宅または近森教育研修センターで視聴することが可能です。
月2回程度(10月は4回程度)は通学が必要です。演習・実習及び科目試験(計73.5時間)は、集合授業となります。

区分別科目(選択科目)
区分No. 特定行為区分名 区分別科目 時間数
1 栄養及び水分管理に
係る薬剤投与関連
(共通)輸液療法の基礎知識 12時間
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 17時間
脱水症状に対する輸液による補正 16時間
小  計 45時間
2 血糖コントロールに
係る薬剤投与関連
(共通)糖尿病とインスリン療法の基礎知識 15時間
インスリンの投与量の調整 21時間
小  計 36時間
3 創傷管理関連 (共通)創傷管理関連の基礎知識 27時間
褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 30時間
創傷に対する陰圧閉鎖療法 15時間
小  計 72時間

*共通科目の講義・演習及び科目試験終了後に、区分別科目へ進みます。

【募集要項】

*各種出願書類はこちらからダウンロードできます。

1.定員
受講コース名 区分別科目名 募集人数
栄養コース 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 *1 6
血糖コース 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 *1 6
創傷コース 創傷管理関連
+ 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連(2区分選択 *2)
4

注)*1 栄養コースと血糖コースは、両方あわせて2区分の選択で受講可能です。

*2 創傷コースについては、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連が修了の方は区分別科目「創傷管理関連」のみの受講となります。(受講申請時の当該特定行為研修修了証の提出により、当会規程に基づき免除認定されます。また、受講料は創傷管理関連のみの金額となります。)

2.修了要件

本研修を修了するには、次の条件を満たす必要があります。

  • 1)共通科目をすべて履修し、筆記試験及び観察評価に合格すること
  • 2)1)終了後、選択した区分別科目を履修し、筆記試験及び観察評価に合格すること

なお、特定行為研修修了後は修了証を交付し、研修修了者の名簿を厚生労働省に提出します。

3.研修期間

2019年6月1日(土) ~ 2020年3月31日(火)

4.研修実施日程(予定)

2019年6月1日(土)  開講式・ガイダンス

2019年6月3日(月)  共通科目受講開始

2019年11月1日(金) 区分別科目受講開始

2020年3月中旬    修了判定、修了式

5.研修場所・実施施設

社会医療法人近森会 近森教育研修センターおよび社会医療法人近森会 近森病院にて実施する。

※創傷管理関連については、高知県立あき総合病院・JCHO高知西病院での実習もあり。

6.出願手続き

2019年3月1日(金) ~ 2019年3月22日(金)17:00必着

7.出願提出書類 

*募集要項(PDF印刷用 ダウンロードできます

様式1 受講申請書 ( Word印刷用 )
様式2 履歴書 ( Word印刷用 )
様式3 志願理由書 ( Word印刷用 )
様式4 推薦書 ( Word印刷用 )
様式5 チェックリスト ( Word印刷用 )
8.出願資格

受講申請にあたっては、次に定める要件を満たしている必要があります。

  • 1)日本国内における看護師免許を有すること
  • 2)看護師免許取得後、3年以上の実務経験を有すること
  • 3)所属長(看護部長又は同等職位の所属長)の推薦を有すること。ただし勤務していない場合は不要。
9.出願書類提出方法

出願書類は封筒に入れ、封筒表面に「特定行為研修受講申請書在中」と朱書きで明記し、簡易書留で下記送付先へ郵送又は直接持参で、出願期間内にご提出ください。
一旦受理した出願書類及び受講審査料は、原則として返還いたしません。

●送付先
〒780-8522 高知県高知市北本町1丁目1-28
社会医療法人近森会 近森教育研修センター 「特定行為研修」事務局 宛

●直接持参する場合の提出先
〒780-0052 高知県高知市大川筋1丁目6-3
社会医療法人近森会 近森教育研修センター 6階 「特定行為研修」事務局まで
※受付時間:平日9:00~17:00

【受講選考】

1.受講選考日

 2019年4月18日(木)10:00 開始

2.選考方法

書類審査及び面接

*面接日時:書類受領後、決定次第ハガキにてお知らせします。

*受講申請書類により取得した個人情報は厳重に管理され、受講選考業務のために利用し、それ以外の目的に利用することはありません。

3.合否発表

2019年4月26日(金)午後2:00より、HP上に掲載し、合格者には本人宛てに文書にて発送いたします。

4.受講手続き及び研修受講料について

合格後、受講に必要な手続き内容は合格通知書と一緒に送付します。

費 目 費 用
受講納付金 ¥30,000-
共通科目受講料 ¥250,000-
区分別科目受講料 1. 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 ¥90,000-
2. 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 ¥72,000-
3. 創傷管理関連 ¥144,000-
実習・演習費 ¥30,000-
【納付総額】
受講コース名 納付総額
栄養コース ¥400,000-
血糖コース ¥382,000-
栄養コース+血糖コース ¥472,000-
創傷コース ¥544,000-
※栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連免除の場合 ¥454,000-

【研修風景】

フィジカルアセスメントの授業

特定行為実践の授業

臨床推論の授業

3期生8名と講師2名でガッツポーズ

1期生修了式

2期生修了式

【研修修了生だより】

2016年度修了(1期生) 刈谷博幸さん
社会医療法人近森会 近森病院 看護師歴24年

近森病院腎透析センターで透析看護認定看護師として働いています。自身の取得した認定看護分野の特殊性から、知識を学びなおしたいと考え、看護師特定行為研修を受講しました。日本看護協会では新たな認定看護師制度もはじまります。現行の認定看護師は、特定行為研修を修了することで新たな制度の認定看護師への移行措置も可能となるようです。なにより看護師特定行為研修制度を活用することで認定看護師の専門性をさらに発揮することができると感じています。

2016年度修了(1期生) 秋月啓輔さん
医療法人地塩会 南国中央病院 看護師歴7年

地域密着型の病院で働いており、高齢化社会の現実を実際に感じていました。今後ますます在宅医療が重要になってくると考えて特定行為研修を受けました。現在は、学んだ知識を活かして多職種との連携や患者さん・家族への対応、医師への報告、アセスメントなどを行っており、自分の看護師としての幅が広がったと思っています。

2017年度修了(2期生) 藤井美幸さん
社会医療法人近森会 近森病院 看護師歴12年

特定行為研修を修了し約1年が過ぎようとしています。研修を修了し、今まで気づくことができなかった患者さんの状態変化を察知できたり、医師の記録を理解することができるようになり私の看護観もガラッと変わりました。この研修で学んだことを活かし患者さんの急性期から在宅までのサポートができる人材となれるように日々頑張っていきたいと思っています。あなたも是非、特定行為研修を受けませんか?

【お問い合わせ・その他】

*交通アクセス

とさでん交通電車  高知橋 医療法人野並会 高知病院前下車  西へ300m 徒歩7分

*お問い合わせ先

〒780-0052 高知県高知市大川筋6-3社会医療法人近森会 近森教育研修センター
「特定行為研修」事務局 TEL 088-822-5231 内線7297 (平日13:00~17:00)

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