入退院手続き・必要なもの
入院のご案内
ご入院となった方は、入院生活を安心して過ごしていただくために下記、入院手続きの流れをご一読ください。詳細については、「入院生活のご案内(約6.4MB)」パンフレットをお渡ししていますので併せてご覧ください。
入院手続きの流れ
ご入院当日は、本館1階「入退院センター」へお越しください。
- 再入院や検査のみで短期入院の患者さん等、一部「入院前支援(ヒアリング)」を行わない場合もございます。
- 時間外・休日に緊急入院される場合は、本館1階総合受付にて書類確認等の手続きのみ行います。
入院当日にお持ちいただくもの
本館1階「入退院センター」に下記をお持ちください。
- 保険証、介護保険証
- 近森病院ではマイナンバーカードによる保険確認を推奨しています。
カードリーダーは本館1階総合受付(および外来センター1階総合受付)に設置しています。マイナンバーカードでの保険確認を希望される患者さんは受付スタッフまでお声がけください。
マイナンバーカードの健康保険証利用について詳しくはこちらをご覧ください。
- 近森病院ではマイナンバーカードによる保険確認を推奨しています。
- 診察券(IDカード)
- 入院誓約書(予約入院の方)
- 入院誓約書には、患者さんと保証人等の連署が必要です。
- 退院証明書
- 退院証明書は、過去3か月以内に他医療機関に入院歴のある方のみご提出ください。
入院生活に必要なもの
入院の際は、下記をご用意ください。
現在服用中のお薬
- 飲み薬
- 塗り薬
- 目薬
- 貼り薬
- インスリン など
- 入院にあたり、現在使用しているお薬を継続して使用するか判断するために必要となります。
- お薬の説明書やお薬手帳も合わせてお持ちいただき、薬と一緒にお渡しください。
衣類
- 下着
- パジャマ など
- おむつ、病衣はレンタルセットをご用意しておりますので、ご希望の際はお申し出ください。
洗面用具
- タオル
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 石鹸(ボディーソープ)
- シャンプー
- リンス
- プラスチックコップ
- くし または ブラシ
- 電気髭剃り
- 義歯、義歯ケース
- 洗面用具ほか日常生活用品などを日額定額制でレンタルできる「CSセット」もご利用いただけます。詳しくは株式会社エランの院内常駐スタッフから説明をお聞きください。
- ご自分で歯磨きができない方や嚥下障害のある方は、専用の歯ブラシや口腔ケアジェルを使用しますので購入をお願いします。本館1階の売店、北館1階の石原産業様(協力会社)でも購入いただけます。
- 入れ歯、眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器などは紛失しないように自己管理をお願いします。
- 義歯を外される際は、ご自身の保管ケースをご使用ください。衛生上、ティッシュやハンカチなどに包まないでください。
その他
- 履きなれた靴
- バスタオル
- ティッシュペーパー
- 転倒防止のためスリッパやサンダルの使用はできません。
普段履きなれた、かかとのあるすべりにくい靴をご用意ください。 - 多額の現金、貴金属、その他の貴重品の持ち込みはご遠慮ください。万一、紛失・盗難の事故が生じましても、当院では責任を負いかねます。
- 果物ナイフ、はさみ、ライター等の危険物の持ち込みはご遠慮ください。
- 電化製品のお持ち込みはご遠慮ください。治療上または療養上、持ち込みを希望する物品がある場合には、病棟看護師長までお問い合わせください。
- すべての持ち物に名前の記入をお願いします。
駐車場料金
入院当日から翌日AM9:00までは、駐車場料金が無料です。ただし、それ以降は料金がかかりますのでご注意ください。(退院日は無料)
割引方法
特定の条件に該当する方は割引が適用されます。各病棟のスタッフステーションにお申し出ください。駐車券に割引印を押印いたします。詳しくは、「アクセス」ページの駐車場・駐輪場のご案内をご覧ください。
入院生活
1日の流れ
わたしたちはチームで24時間患者さんの治療をさせていただきます。
6時 | 起床 |
---|---|
8時 | 朝食 |
9時 | 治療、検査、処置・リハビリ |
12時 | 昼食 |
13時 | 治療、検査、処置・リハビリ |
18時 | 夕食 |
21時30分 | 消灯 |
大部屋にご入院の場合は、消灯後のナースコールは返事をせずに伺いますのでご了承ください。
ご面会について
面会時間は、原則14時~19時です。
受付方法など、詳しくは「ご面会について」ページをご覧ください。
患者さんの安全のために
感染予防対策について
- 当院では、医療従事者を介して様々な感染症が拡がらないために、手指衛生をはじめ必要な感染予防と対策を実施しています。
- 患者さんやご家族の皆様には、様々な感染症から身を守るため、食事前やトイレのあと、病室に入室・退室されるときなど、流水と石けんによる手洗いやアルコール(手指消毒剤)による手指消毒を行ってください。(手指消毒剤は病室前や手洗い場に設置しています。)
- 咳やくしゃみがでるときはマスクを着用して下さい。咳やくしゃみをした(痰や鼻汁に触れた)後には、手洗いをしてください。
- 耐性菌や感染症が確認された場合は、抵抗力の弱った患者さんへの感染を防ぐため感染予防の表示を行い、医療従事者は手袋・ビニールエプロン・マスクなどを着用します。
- 場合により個室へ移動していただくこともあります。その際は、ご家族にも感染予防と対策にご協力をお願いします。
転倒について
これから過ごされる病院での生活は、普段と異なる生活環境に加えて、病気やけがによる体力や運動機能の低下により、思いがけない転倒・転落事故が起こることが少なくありません。
当院では治療に専念していただき、一刻も早い回復を願い、スタッフ一同が皆さまの安全性を高めるため、転倒・転落に注意しております。しかし、環境面ばかりでなく患者さん一人ひとりの転倒・転落に対する認識やご家族のご理解や、ご協力も非常に重要です。
快適で安全な入院生活を過ごされるためにもご協力をお願いします。
履物は、日ごろ履きなれた「かかとのある靴」をお持ちください。スリッパやサンダルの使用は、転倒のリスクが極めて高いので、病院では使用できません。
同じ病気の患者さんや、同姓同名の方の人まちがいを防ぐために
- 点滴、注射、採血、検査の際にリストバンドをチェックして、ご本人と治療内容の確認をします。リストバンドを装着時、記載されている氏名・年齢・生年月日を読んで間違いがないことをご確認ください。
- 氏名を確認された際は、フルネームで名乗っていただくことにご協力ください。
個人の尊厳と危険防止の兼ね合いについて
- 患者さんの病気や状態によっては転倒・転落・徘徊が生じることがあります。ご家族の同意を得たうえでベッドのエ夫や部屋の移動、離床センサーの設置など行動制限(抑制・拘束)を実施することがありますが、多少のリスクがあっても個人の尊厳が重要と考えていますので最小限にとどめています。
- 不明な点がありましたら、病棟看護師にいつでもご相談ください。
入院患者さん・ご家族へのお願い
当院に入院される患者さん・ご家族の方には、以下のご協力をお願いしています。
ご協力のお願い
患者さんの権利を擁護して安全で良質な医療をおこなっていくためには、互いの協力関係を築き、患者さんの医療への参加が必要です。そのために、次のことにご協力ください。
- 良質で最適な医療を提供するために、患者さん自身の健康に関する情報をできるだけ正確に提供してください。
- 納得できる医療を受けていただくために、病気に関する説明が十分理解できるまで質問してください。
- すべての患者さんが適切な医療を受けられるように、他の患者さんの治療や病院職員の仕事に支障を与えないように配慮してください。
- 診療過程では、何度もお名前の確認をさせていただきます。また、採血や注射・点滴、検査等リストバンドでご本人確認も行っています。同姓や似たお名前の方がたくさんいらっしゃいます。安全で快適な医療のために、ご理解、ご協力ください。
- 手術前後や患者さんの容態などにあわせて、病室や病棟の移動をお願いすることがあります。ご理解、ご協力ください。
- 緊急避難時は職員の誘導に従ってください。
- ご入院中、他院への受診が必要な場合は、担当医師もしくは看護師までご相談ください。
- 患者さんやご来院者、職員のプライバシー保護および、個人情報保護のため病院敷地内でのカメラ・携帯電話・タブレット等での撮影・録音はお控えください。
SNSやブログに投稿するなど、不特定多数の人が閲覧できるようにすることも固くお断りいたします。
ルール、マナーを守りましょう
携帯電話の使用について
ご使用いただける場所は、エレベーター前ホールやロビーになっており、個室は原則自由です。指定された場所以外の通話はご遠慮ください。
大部屋でのテレビ視聴について
同室の患者さんにご迷惑にならないようにイヤホンをご使用ください。
禁煙について
ご入院中は、いかなる場合も喫煙を認められません。また当院敷地内に限らず、周辺道路等においても禁煙頂きますようお願いいたします。もし、喫煙の事実が発覚した場合は、退院または転院していただきます。
その他の迷惑行為について
入院療養に際して、医師・看護師の指示をお守りください。医師・看護師の指示をお守りいただけない場合や、無断外出・無断外泊・暴言など他の患者さんや職員への迷惑行為・その他病院のルールをお守りいただけない場合(喫煙、飲酒、暴力行為、セクハラ行為、賭け事など)は、退院していただきます。
詳細は下記をご確認ください。
平穏な医療環境を保つためのお願い
安全かつ質の高い医療を提供するためには、医療機関と患者及び家族等の皆さんとの相互の信頼関係が保持されつつ、平穏に、安全安心して医療行為が展開し得る環境でなければなりませんが、残念なことに、これが阻害される事例が散見されます。
このため当院では、平穏な医療環境を阻害するような下記の行為を行ない又は行なおうとしている方には、施設管理権に基づき院内から退去等していただくか、その他の法的措置を執ることといたしますので、あらかじめ通知申し上げます。
- 他の患者の方や職員等に対する暴力、脅迫行為
- 他の患者の方や職員等に対する暴言、恫喝、威嚇、セクハラ等の行為
- 故意に物を投げつけたり、椅子や机を蹴飛ばす行為
- 故意に病院の施設や物品を損壊する行為
(設備類の破損、損失などは患者さんにご負担いただくことがございます。) - 職員等に対する文書作成等の強要や執拗な面談要求行為
- 円滑な診療や業務を妨害する行為
- 病院の諸規則や診療上の指示及び指導に従わない行為
- 病院施設(敷地内および周辺道路等)で飲酒や喫煙をする行為
- その他病院施設の平穏な環境を阻害する行為
- 正当な理由なく病院施設に立ち入る行為
入院生活について
病状説明について
検査や病状説明を行う場合など、ご家族等に連絡することがあります。また、緊急連絡先となる代表者をお決めください。医師から説明がある場合は代表者にご連絡いたします。説明を希望される際は、看護師にお声がけください。代表者と医師の日程を調整し、ご連絡いたします。
また、厚生労働省が設置している「医師の働き方改革に関する検討会」において、時間外・休日の病状説明などの対応は、緊急の場合を除き行わない旨が通知されましたので、通常勤務時間内の説明にご協力をお願いいたします。
検温について
1日2~4回(6時、10時、14時、20時ごろ)、病状に合わせて検温に伺います。検温時以外でも状態に合わせて伺います。
検査について
検査前日に看護師がご説明します。検査によっては食事制限が必要となります。当日に決定する場合もありますので、あらかじめご了承ください。
薬について
お薬は一日分ご用意する場合と、服薬のつど看護師がお持ちする場合があります。病棟に担当薬剤師がおりますので、お薬について相談があればお声がけください。
食事について
アレルギーのある方は、お申し出ください。
お食事は医師の判断により召し上がっていただきます。
特別治療食の出ている患者さんが、給食以外のものを召し上がる際は看護師にご相談ください。
治療食の中にはメニューを選択できる場合もあります。(ただし、別料金が必要となりますので、スタッフにご確認ください。)
また、病棟に担当管理栄養士がおりますので、食事についてお困りのことがあればご相談ください。
外出や外泊について
外出・外泊は医師の許可が必要です。所定の手続き(書類)がありますので、前日までに看護師にお申し出ください。やむを得ない事情で帰院が遅れる場合は必ず病棟にご連絡ください。
- 外出・外泊された場合でも入院料、個室料金はご負担いただきますのでご了承ください。
- 不要・不急の外出はお控えください。
他病院への受診について
当院入院中に、無断で他病院を受診された場合、他病院での医療費が自費扱いになる場合があります。他病院への受診を希望される方は、必ず担当医師又は看護師にご相談ください。
防災について
患者さんの安全を第一に、災害(火災、停電、震災、大規模災害)への整備を行っています。万が一、災害が発生した場合は、職員の指示に従って行動してください。
退院について
当院は救命救急センターの指定を受けた高度急性期病院です。救急で重症の患者さんがいつでも受診、入院できる体制が必要なため、状況によっては早期の退院をお願いしたり、長期療養が必要な場合は転院をしていただくことがありますが、あらかじめご了承ください。
退院手続き
- 退院については、医師の指示に従ってください。
- 退院の際は、入院費等の請求書・明細書をお渡ししますので、当日に本館1階会計窓口、または自動精算機にてお支払いください。
- 退院時に退院証明書等をお渡しいたします。
退院時間についてのお願い
日々、多くの患者さんが入院されるため、退院の時間は原則として午前中にお願いしています。ご理解とご協力をお願いします。ご都合の悪い方は看護師にご相談ください。
診断書について
診断書や証明書が必要な場合は、外来センター1階の医事課文書係にお申し出ください。
受付時間は平日午前8:30~午後5:00です。文書の発行は種類により翌日~数週間かかるものがあります。あらかじめご了承ください。