脳神経外科

■脳神経外科について

 近森病院脳神経外科は高知では草分け的な施設です。昭和43年に開設され、高知県内の脳卒中、頭部外傷の中心的な病院として活動してきました。

■治療方針と当院の特徴

 「全ては患者さんのために」をポリシーとして治療を行っています。
 特徴としては下記が上げられます。

  1. 手厚い救急体制
  2. 発症早期からのリハビリテーション
  3. 神経内科、リハビリ科との協力体制

 救急体制は24時間365日体制で救急患者を受け入れています。ERの専属医師には脳神経外科専門医資格を持つ医師が複数いて協力して診療に当たっています。また、年間5000件以上の救急車受け入れ体制をもち各診療科と共に治療をしています。 特に脳卒中では県内初の脳卒中ケアユニット(SCU)が24床あり、神経内科医、脳外科医、看護師、リハスタッフ、管理栄養士、薬剤師、歯科衛生士、ソーシャルワーカーほか、多職種からなる専門チームによる治療を早期から行います。さらに、近森リハビリテーション病院との円滑な連携により、回復期リハビリも継続して行えます。

■得意分野

 救急患者が多いため脳卒中患者、頭部外傷患者を多く診療しています。年間500名以上の脳卒中を脳神経外科と神経内科で治療しています。出血性脳卒中を脳神経外科で、虚血性脳卒中を神経内科と脳神経外科でみています。虚血性疾患でも手術適応がある症例は神経内科から脳神経外科へと転科になることがありますし逆のこともあり、共同で診療にあたっております。脳梗塞急性期治療ではtPA投与を積極的に行なっております。SCU病棟がありますので、24時間365日いつでも神経系を専門とする医師が病院に常駐しており、tPAが投与できる体制になっております。さらに血管内再開通療法も行える、県内では数少ない施設の一つです。

 頭部外傷も、重傷度に応じてICU病棟、救命救急病棟、HCU病棟などの集中病棟にて治療を開始します。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、歯科衛生士、ソーシャルワーカーも病棟配属されており、早期からチーム医療が実践されています。急性期治療を24時間体制で行なうだけでなく、診療科や職種の壁のないチーム医療を早期から介入しているのも大きな特徴です。

■紹介したい治療方法や機材

 脳神経外科一般に必要な治療機材はそろっています。CT、MRI、脳血流シンチなどの他、神経生理学的な検査も随時可能です。MRIは現時点では病院で2台が稼働しています。クリッピング術、コイル塞栓術、頸動脈内膜剥離術、頸動脈ステント留置術、血管内再開通療法、腫瘍摘出術、血腫除去術等を行っております。手術室はICG(インドシアニングリーン)蛍光血管造影が可能な顕微鏡、ナビゲーションも使用できる環境にあり、適宜MEP等のモニタリングも行なって安全な手術を心がけています。また、血管内治療では、バイプレーンによる2方向からの透視とCTを兼ね備えたIVR-CTにより、より安全な治療と迅速な検査が可能となっております。

 放射線設備はありませんので放射線治療には対応ができません。

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    SCU

  • 手術室  » クリックで拡大 ->

    手術室

  • IVRーCT  » クリックで拡大 ->

    IVRーCT

  • IVRーCT  » クリックで拡大 ->

    IVRーCT

  • 年間入院患者数  » クリックで拡大 ->

    年間入院患者数

  • 脳卒中の内訳  » クリックで拡大 ->

    脳卒中の内訳

  • 年間手術数  » クリックで拡大 ->

    年間手術数

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    tPA投与件数


■スタッフの紹介
脳神経外科部長
林 悟 (群馬県 出身)
Satoru Hayashi M.D.
日本脳神経外科学会 専門医
日本脳神経外科学会 研修プログラム専門研修指導医
日本脳卒中学会 専門医
日本脳卒中の外科学会 技術指導医
高知大学医学部 臨床教授
【専門分野】脳卒中、頭部外傷を主に診療しています。
【PR】高知に赴任したのは2002年です。出身は群馬県ですが、医師になって半分以上の期間を高知で過ごしております。地域のみなさまに貢献できるように、チーム医療をすすめて参ります。

科長
西本 陽央 
Yo Nishimoto M.D.
日本脳神経外科学会 専門医
日本脳神経外科学会 研修プログラム専門研修指導医
日本脳神経血管内治療学会 専門医
日本脳卒中学会 専門医
日本神経内視鏡学会 技術認定医
高知大学医学部 臨床講師
ICLSディレクター
日本DMAT隊員
【専門分野】脳卒中や頭部外傷などの救急疾患を担当しています。
【PR】疾患により障害が残ってしまう方も少なからずおられますが、看護師、リハビリスタッフ、栄養士、歯科衛生士、ソーシャルワーカーなどたくさんの職種によるチーム医療によって回復をされ、外来で笑顔でお会いできた時にとても嬉しく思います。

科長
野中 大伸 
Motonobu Nonaka M.D.
医学博士
日本脳神経外科学会 専門医
日本脳神経外科学会 研修プログラム専門研修指導医
日本脳卒中学会 専門医
日本神経内視鏡学会 技術認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
高知大学医学部 臨床講師
【専門分野】脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷
【PR】幅広く診察させて頂いてます。お気軽にご相談ください。

医師
樋口 眞也 (大阪府 出身)
Shinya Higuchi M.D.
JATECプロバイダー
ICLSインストラクター
ISLSファシリテーター
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
【専門分野】脳神経外科一般
【PR】適切な診断と治療、そしてわかりやすい説明を心掛けております。

■外来診療医【脳神経外科】





 
午前 一診

西本

西本

野中

午前 二診

 

野中

 

 

 

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