総合診療科

「最初の窓口」としての役割を担い、
身体的・心理的・社会的問題まで含めた
包括的な切り口での診療を実践。

診療方針と特徴

当科は「どの診療科を受診すればよいのか分からない」とお悩みの患者さんに対し、最初の窓口としての役割を担います。特に、地域の様々な医療機関から、患者さんの受診するべき特定の科を決めることが困難な場合に、総合診療科へご紹介をいただいています。
また、健康診断でいくつかの臓器にわたる異常を指摘され、受診する診療科に困った場合も、総合診療科を受診してください。心理・社会的問題を含めた原因臓器に限定されない包括的な切り口での診療を実践し、患者さんのニーズに対応した医療を専門各科と連携しながら幅広く提供することに努めてまいります。(当院のERは救急科と総合診療科が協働していますので、ERを受診してくださっても構いません)

医師紹介

部長 杉本 和彦 Kazuhiko Sugimoto

Field [得意分野]

得意な診療は、総合的な救急診療です。総合的な内科診療、総合的な外科診療、救急医療、心理・社会的問題を含めいくつもの病気を同時に抱えている高齢者の診療が、診療範囲になります。

Message[患者さんへのメッセージ]

心理面を含めた内科的疾患・外科的疾患を問わず、何でもご相談ください。高知県近郊の医療機関だけでなく、中山間地域を含む高知県下の医療機関の先生方と連携を取りながら、高知県全域の住民の方々に質の高い医療を提供できるよう努力したいと思っています。

Qualifications[資格等]
医師の専門性資格(医政総発0124第1号通知に準ずるもの)
    • 日本救急医学会 救急科専門医
    • 日本循環器学会 循環器専門医
その他資格等
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 米国心臓協会(AHA)認定BLS/ACLSインストラクター
  • 米国心臓協会(AHA)認定PALSディレクター
  • 日本救急医学会認定JPTEC/JATECインストラクター
  • 日本救急医学会認定ICLS・BLSコースディレクター
  • 日本臨床救急医学会ISLS認定コーディネーター
  • 日本内科学会認定JMECCインストラクター
  • Emergo Train Systemシニアインストラクター
  • AAAM AIS(Abbreviated Injury Scale)コーディングプロバイダー
  • 日本臨床救急医学会CTAS/JTASプロバイダー
  • ICD制度協議会認定ICD(インフェクションコントロールドクター)
  • 日本病院会認定 医療安全管理者
  • 日本統括DMAT隊員
  • 厚生労働省 NBC災害・テロ対策研修修了
  • 日本静脈経腸栄養学会 TNT(Total Nutritional Therapy)研修会修了
  • 厚生労働省 臨床研修指導医養成講習会修了
  • 日本医学教育学会 医学教育者のためのワークショップ修了
  • 日本嚥下医学会 嚥下機能評価研修会修了
  • 高知大学医学部臨床教授

部長 浅羽 宏一 Koichi Asaba (糖尿病・内分泌代謝内科兼任)

Field [得意分野]

私は内分泌代謝・糖尿病の専門医をもつ主に内科全般の診療を行う総合診療医です。専門分野だけではなく、診断が付かずにお困りの患者さんや、症状はあるのに検査異常がない患者さんの診察をしています。必要があれば、専門医に紹介しています。漢方薬治療も取り入れています。

Message[患者さんへのメッセージ]

患者さんの話に良く耳を傾け、丁寧に診察することを心掛けています。尿・血液検査やレントゲン写真の異常から身体の病気を診断するだけではなく、病を心配し悩んでいる患者さんの心にも寄り添いたいと考え日々精進しています。

Qualifications[資格等]
    医師の専門性資格(医政総発0124第1号通知に準ずるもの)
  • 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • その他資格等
  • 日本内科学会 認定医
  • 高知大学非常勤講師
  • 高知大学医学部臨床教授
  • 岡山大学非常勤講師
  • 岡山大学臨床教授
  • 愛媛大学非常勤講師
  • 熊本大学非常勤講師
  • 高知学園短期大学非常勤講師

科長 中山 修一 Shuichi Nakayama

Field [得意分野]

関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病、甲状腺を含めた内分泌疾患、糖尿病を専門に診療しています。総合内科医として適切な診断を行った上で、適切な治療が提供できる様、他科との連携も図っています。

Message[患者さんへのメッセージ]

高知生まれ高知育ちの内科医です。甲状腺やホルモンの病気、糖尿病、リウマチ性の病気を専門に診ています。患者さん一人ひとりに応じた、全人的な医療の提供ができるよう、頑張りたいと思っています。まずはお気軽にご相談ください。

Qualifications[資格等]
医師の専門性資格(医政総発0124第1号通知に準ずるもの)
    • 日本内科学会 総合内科専門医
    • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医
    • 日本内分泌学会 内分泌代謝(内科)専門医・内分泌代謝科指導医
    • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
その他資格等
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 医学博士(高知大学-2011年)

町野 文規 Fuminori Machino

Field[得意分野]

初期研修後、精神科で急性期を含めアルコール、認知症等の症例を経験してきました。現在5年目で内科を研修中です。内科疾患を持ちながら心のケアも必要と考えています。

Message[患者さんへのメッセージ]

私は、前に勤めていた病院の時からゆっくり会話をしながら1回1回の出会いを大切にしてきました。リラックスできて、何でも聞けるそんな時間になれば良いと思っています。

主な疾患と治療方法

近年、高齢化社会を迎えて慢性疾患が増加するなど、医療に対するニーズは大きく変化しています。患者さんの抱える健康問題についても、必ずしも一つだけの体の病気とは限らず、いくつもの病気を同時に抱えていたり、心理的・社会的な問題が重要であるケースも多くなっています。
また、体の不調を自覚したときに、「体がだるい」「微熱が続く」など、どの臓器が原因なのか患者さん自身でもよく分からないケースも少なくありません。原因が明確でない症状の方や複数の臓器にまたがるような疾患の方、あるいは風邪などのありふれた病気の方など、専門性が明らかではなく、どの診療科に受診すればいいのか分からない患者さんが当科を多く受診されています。

新たな取り組みと治療方法

漢方薬治療

西洋医学ではカバーできない症状や疾患に対して、漢方医学の理論に基づいた治療を行っています。種々の疾患を対象としていますが、疾患の種類や程度によっては現代医学的な治療をお勧めする場合や、現代医学的な治療を併用する場合もあります。

へき地医療支援

総合診療医育成と地域への医師派遣による地域医療支援を目指しています。全国のへき地・離島の医師は非常に不足しているのが現状です。地域基幹病院においても救急対応能力を有する総合診療医が必要とされており、地域との循環のなかで医師を育てながら、病院前から地域に戻るまで、あるいは地域に戻ってからも、急変時などでかかりつけ医を通じてその患者さんと関わり続ける、そんなシステムの構築が目標です。現在は西土佐診療所へ、一ヶ月に4日間程度の診療支援を行っています。

学生教育

当院のERでは「軽症から重症まで、多くの診療領域にまたがる、症状と疾患」が診られます。また内科では、一貫して総合内科医の意義を喚起・実践しており、この体制は若手医師に救急対応能力を含めた多様な教育を行うことができます。豊富な経験を積ませることは、総合診療医の専門性の一つである臨床推論を磨くために最適な環境だと感じています。そこで、高知大学・岡山大学・群馬大学・東京女子医科大学等の医学生実習を積極的に受け入れ、患者さんにご協力いただきながら、全人的な医療が提供できる環境づくりと人材育成に取り組んでいます。

診療実績