| 17年内視鏡 |
気管支
内視鏡 |
総数 |
99 |
上部
内視鏡 |
総数 |
2424 |
| 通常検査 |
1958 |
| 止血術 |
160 |
| 胃粘膜切除術 |
22 |
| 超音波内視鏡 |
27 |
| 静脈瘤硬化療法 |
39 |
静脈瘤硬化
・結紮療法 |
13 |
| 静脈瘤結紮術 |
42 |
| 食道APC |
9 |
| 胃APC |
34 |
| 異物除去 |
5 |
| 食道拡張術 |
22 |
| 十二指腸拡張術 |
2 |
| 胃ろう造設術 |
52 |
| 胃ろう交換 |
30 |
| 腸瘻 |
1 |
| 腸瘻交換 |
1 |
| その他 |
7 |
大腸
内視鏡 |
総数 |
932 |
| 通常検査 |
802 |
| 止血術 |
33 |
| 大腸粘膜切除術 |
92 |
| 大腸拡張術 |
1 |
| その他 |
4 |
| ERCP |
総数 |
184 |
| 通常検査 |
61 |
| 処置 |
123 |
| 処置内訳(重複あり) |
|
| 経鼻胆管ドレナージ |
24 |
胆管ドレナージ
(ステント) |
43 |
| 砕石術 |
44 |
| 乳頭切開術 |
60 |
経乳頭バルーン
拡張術 |
1 |
| 胆道鏡 |
3 |
| 生検、細胞診 |
4 |
| |
| 肝疾患に対する経皮的生検・治療 |
| 経皮的肝生検 |
22 |
| 肝腫瘍生検 |
7 |
| PEIT |
22 |
| RFA |
54 |
内視鏡検査および処置総数は、別表のように上部消化管内視鏡 2424 例、大腸内視鏡 932 例、逆行性膵胆管造影( ERCP ) 184 例、気管支鏡(呼吸器科) 99 例です。そのうち吐・下血に対する内視鏡的止血術は、上部 160 例、下部 33 例 です。早期癌あるいは腺腫等に対する内視鏡的粘膜切除術( EMR )は、胃 22 例、大腸 92 例で、胆管ドレナージ , 採石術、ステント挿入などの胆管系処置内視鏡は 123 例です。内視鏡センターを開設して9月以降は、検査数が増加しています。
肝疾患に関しては、相変わらず肝細胞癌の紹介が多く、しかも定期的な画像検査がされず巨大例や多発例が多いことが問題です。その原因となるC型肝炎は Peg-interferon 2 a, Peg-interferon 2b ・ ribavirin 併用療法の認可および適応拡大により、難治性(1 b 型、高ウイルス量)でも約半数、それ以外では 85 〜 90 %治癒する時代となりましたが、その有用性についてまだまだ十分に認識されていないのが現状です。医師会の生涯教育講演会や研究会などを利用してその有用性を説明し、 また市民に対しても日本消化器病学会四国支部主催市民公開講座( 9 月)にて高知大光学医療診療部の田村智医師、当科岡田光生医師と私の3人で講演をしましたが、今後も色々な機会を利用して市民および医師への啓蒙に努め、将来の消化器癌や肝癌死を減少させたいと思います。
平成 1 7年に特筆すべきことは、 8 月に本館 7 階のワンフロアーを用いて待望の内視鏡センターが開設されたことです。前処置室や回復室を設け、また大腸内視鏡検査の患者さん用に検査までの時間を過ごすためのトイレつき個室を 6 室設け、カンファレンスルームには3つの検査室の内視鏡画像を同時に見られる大画面モニターを設置しました。 1 階には消化管出血などの救急例に対処できるように緊急内視鏡室は残しています。看護師スタッフ数の問題はありますが、この内視鏡センターの開設により、今後検査数の増加にも対応でき、内視鏡学会指導施設として若手医師の内視鏡研修にも役立ちます。平成 1 7年は、幸い人事異動がなく 8 人体制が維持できましたが他科と同様に 非常に多忙であり、医師が“ burn out ”しないように“ on ”と“ off ”をはっきりさせるような体制を作る必要があります。そのためにも中堅のドクターを育てていくことが重要ですが、大学からのローテーションでは、ある程度1人で検査や処置が出来はじめる2〜3年ぐらいで替わるため、中堅のドクターが少ないのが悩みでした。しかし平成 16 年からの新臨床研修システムでは、2年間初期研修をした上で後期研修に入るということになりましたので、中堅のスタッフを育てる良いきっかけになるのではないかと期待しています。
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