メッセージ

specialistの前にgeneralistになるべし!!

初期研修2年間は長い医師生活において、あくまで通過点ではありますが、非常に重要な時期で医師としてのスタンスが決まると言っても過言ではありません。

我々が掲げる研修目標は「generalistを育てる」ことです。将来specialistを目指すためにも、この研修中に専門領域のみに偏ることのない、バランス感覚のとれた医師としての姿勢を築いて欲しいと思っています。

当院は急性期病院・地域医療支援病院であり、救急疾患や一般的疾患を多く経験することができます。同一疾患のバリエーションを多数経験することで、臨床医としての能力は飛躍的に伸びます。

当院の研修システムの特徴は、北米型ERを中心とした診療体制にあります。選択科ローテーション時以外は、ERにおける診療・当直を継続します。ERでの診療患者数は一人あたり約800-1,000名/年、受け持ち入院患者数は約80-100名と圧倒的な症例数により、充実した初期研修が可能となっています。Walk in患者さんの中の重症疾患を見逃さない感覚的なものも養うことができると思います。当院で初期研修を終えた専攻医も多数指導にあたっており、理想的な屋根瓦方式の教育体制がとれています。

多数の優秀なメディカルスタッフにより、機能分化とチーム医療が展開されています。

「医師は医師にしか出来ないことをする」ために、職員数は同規模病院の160-180%と多く、書類書きや転院調整などの雑務はほとんどありません。各科医師、メディカルスタッフとの垣根が低くspecialistとのコミュニケーションをとりやすいのも特徴です。熱心な指導医も多く、日常診療から学会発表に至るまで、何事にも積極的に対応してくれます。

また、メンター制度やメンタルケアも導入しており、肉体的・精神的疲労で研修医がdrop outしないようにサポートしています。

圧倒的な症例数をもとに後期研修プログラムも充実しています。毎年、院外からの数名の専攻医受け入れ実績があります。各個人の将来目標に合わせた個別化したローテートが可能となっています。国内留学も積極的に行っており、キャリアアップをサポートしています。

当院を卒業した研修医の県外での活躍も耳に入ってくるようになりました。全国での活躍は当院研修の伝統を感じ、嬉しく励みになります。楽しく有意義な研修生活になるよう、病院をあげてお手伝いしたいと思います。

是非、当院で一緒に学び臨床医としての能力を高め、これからの時代に即した医療サービスを実践していける医師になろうではありませんか。皆様の今後の活躍を大いに期待しています。

 


 初期臨床研修管理委員長/三木 俊史