急速に高齢化が進むなか、体力の低下や老化が原因して、予想しないところで病気や障害が発症し、またその後の生活に大きく影響する事はもちろん、その方を取り巻くご家族の生活にも多大な影響を及ぼします。
もちろんもと通りに戻れる事が一番ではありますが、疾患によっては障害が残る事も多く、ややもすればあっという間に寝たきりや閉じこもりに移行しやすいのが、現代の高齢社会の大きな問題です。
また介護保険が制定されて丸 6 年が経過し、各種サービスが地域に浸透し始め、なんとか住み慣れた地域でケアを受けながらも、自立した生活を営めるようサポート体制は整いつつありますが、まだまだ十分とはいいがたいのが現状です。
「寝たきりや閉じこもりにさせない」、「元の生活にできるだけ戻す」というリハビリテーション医療は、こうした高齢障害者の増加に対して、それに歯止めを欠けるための重要な鍵を握っていると思います。またリハビリテーション医療は多職種が係わる医療であり、それぞれが利用者の情報を共有し、チームで関わっていくよう努力していく事が、リハビリテーションの成功に大きく寄与するものと思っています。さらにリハビリテーション医療は急性期から積極的に行われるアプローチであり、できるだけ早期からかかわり、早い時期に自宅に戻れるように対応していく事が、今後は益々必要になっていくものと思います。
医療法人近森会には、急性期の近森病院及び回復期を担う近森リハビリテーション病院があり、そして地域のかかりつけ医を中心とした在宅サービスと密に連携し一貫したリハビリテーション医療サービスを提供していきたいと考えております。
今後より一層高齢化が進むなか、地域住民のためによりよいリハビリテーション医療を提供していかれるよう職員一同全力で取り組んでいきますので宜しくお願いいたします。 |